Raspberry Pi 3B+を買った
楽しい。
動画再生機能について書く。
その前に、ラズパイのCPUはどのくらいパワフルなの? ラズパイのCPUは 1.4GHz のARMで、メインPCは一瞬なら 3.6GHz まで上がる Core i5。gcc で最適化なしでコンパイルした空ループを実行させると3倍くらい違う。これはクロック数相応(アーキが違うけど)。
でもコンパイル処理自体とかは10倍遅くなることもある。CPUキャッシュが貧相なのが理由だろう。DRAM自体も遅いかもしれない。
そんなわけで動画のデコードはきつい。でもチップに動画のデコード支援機能がついてる。ブラウザは Chromium、動画プレーヤーは VLC と、omxplayer というやつがアクセラレーションに対応している。
僕の好きなブラウザはFirefoxだから、Chromiumを使わなきゃいけないのはちょっと残念。ちなみに Chromium を使っても YouTube のフルスクリーン(1920x1080)再生はカクつく。なんでもデコードした映像を Chromium のウィンドウのコピー・バックしないといけないからカクつくらしい。YouTube が快適に視聴したいよー。
なんでも YouTube 動画を omxplayer で開く Chrome 拡張機能があったらしいけど、Chrome の仕様変更でもう使えないらしい。
omxplayer はビデオメモリに直接描画しているっぽくて、キー入力は端末から受け付けている。問答無用のフルスクリーンで描画される。端末ウィンドウから omxplayer を起動して、端末ウィンドウからフォーカスが外れると、omxplayer を終了することができなくなる。やばい笑
mplayer は試してないけど、多分アクセラレーションが効かないからちゃんとした解像度/フレームレートの動画はスムーズに再生できないと思う。mplayer を利用している PeerCast プレーヤーの pureplayer もダメなんだろうなぁ。